創立50周年記念式典

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 去る2014年6月20日、東京の国際文化会館においてDJK創立50周年記念式典が執り行われました。
この日、記念の講演を行われました御三方は何れも高分子の世界におきまして名の知られた方々ばかりです。
 先ずご登壇いただきました山形大学大学院客員教授の井上隆先生は「ポリマーアロイ・ブレンド技術の基礎と最新動向」と題する講演を行われました。
 汎用プラスチックの一つでありますABSは名前の通りアクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)の三者からなっております。その三種の比率により様々な特性を持ち適用範囲が広いことが知られています。スノーボードの靴止めやテニスのガット、変わったところでは災害監視用無人機などにも使用されているということを話されました。

 続きましてのご登壇となりました静岡大学客員教授の酒井忠基先生は「プラスチック成型加工技術の発展と今後の展望」について語られました。
 プラスチックの発展に伴い成型加工技術も進化しました。大量均一生産が可能となりスピードアップもしました。その結果、プラスチックが使用される範囲も広がっていきました。今後はさらに超臨界流体を活用した成型加工なども行われて、ますます進歩していくと力説されました。

 最後のご登壇となりました向井プラスチックコンサルタント事務所の向井淳彦先生先生は、数々のプラスチック開発に携わってこられたという経歴を持たれた方で、日本の新樹脂開発能力は世界に誇るものだと言われました。
 プラスチックもPVC、PSなどの汎用樹脂からPA、PBTといったエンジニアリングプラスチック、さらにはPEEK、PTFEなどのスーパーエンジニアリングプラスチックと発展していきました。それに伴い100℃ → 150℃ → 200℃と高耐熱性化していきました。今後はウルトラスーパーエンプラも開発されると講演されました。

 講演会の後は懇親会となりました。約六十名の出席者は顧客の方々、金融関係の方、過去の在籍者、現役の社員など様々でした。そのため一部では同窓会のようになり、また一部では名刺交換会となり、そこここで歓談する姿が見られました。途中何名かの方にスピーチをいただき和気藹々とした時を過ごしました。

 こうして50周年記念式典は和気藹々とした中で終焉を迎え、次回は「60周年だ」「70周年だ」「いやいや100周年だ」との声が飛び交いました。
 今回こうして記念すべき祭典を開催することが出来ましたのも関係各位のお引き立てがあったればこそでございます。当日の声の通り新たな50年、すなわち100周年を迎えられますように尽力していく所存でおりますので、よろしくお引き立てのほどお願いします。

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