海外試験サービス

UL申請コンサルティング

UL(Underwriters Laboratories Inc.)試験とは、火災や障害事故などの危険性をはらむ各種機器・装置に対して米国消費者の生命・財産を保全するために設立されたULが行う安全規格試験です。その規格に従って各種機器・装置・部品・原材料(プラスチック)の試験を行います。
株式会社DJKは、ULへの申請および認定取得について40年来の実績のもと、プラスチックス材料をはじめ多種多様のUL申請および認定取得代行業務を行っており、DJKの専門スタッフがUL申請・申請用試料作製・試料送付等の手続きを含めUL認定の計画から取得までを責任をもって代行いたします。

①UL申請の流れとコンサルティング
②フォローアップサービスについて(UL認定取得後の流れ)
③UL認定FUS対策サポート・コンサルティング
④UL認定維持の重要性
⑤コンサルティングメニュー

①UL申請の流れとコンサルティング

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スクリーニング試験実施
DJKではUL申請に関して各種スクリーニング試験を実施しております。
・UL94燃焼試験
・UL746A各種物性試験
・UL746B長期耐熱性試験
・UL746C耐候性・水浸漬試験
①の問い合わせ時点で認定取得を検討している材料の検討(開発段階での複数材料によるスクリーニング試験)や⑥のULで試験実施前に最終能力確認としてのスクリーニング試験などが想定される内容です。
結果に応じて材料の合否可能性判定を含むコンサルティングを行います。

サンプル準備
DJKでは各種金型を用意しており、
・お客様がサンプル準備にお時間がかかる場合
・お客様の保有している設備では要求サンプルの準備ができない場合
など代行してサンプル準備を行う事が可能です。
多岐に渡る樹脂の成形経験がございますので、各種成形条件確定なども含めて総合的に成形代行のサポート・コンサルティングを行っております。
必要に応じて成形現場の立会も可能ですのでお申し付けください。

試験結果の解釈・対応
お客様によってはULから発行される試験レポートについて
・見方がわからない
・結果の合否はわかるが、認定取得後のリスクについて判断の是非に困る
・試験に不合格になってしまったが、原因と対策がわからない
・再試験をしたいが、次に合格となる根拠づけが難しい
など様々なご相談事項が発生します。
ULに直接聞きにくいことや、結果をふまえた再スクリーニング試験の依頼などDJKではお客様が安心して認定登録を完了させるためのサポート・コンサルティングを行っております。

②フォローアップサービスについて(UL認定取得後の流れ)

フォローアップサービス(工場検査)
製品の適合性評価が完了すると、製造工場においてフォローアップサービス(以下FUSと略す)と呼ばれる工場検査が実施されます。工場検査では安全性が十分確保された製品が工場から出荷されることを確実にするために、製品が認証時のサンプルと同じ構造または工程で製造されていることやUL規格に適合していることを確認します。
-工場検査は通常年4回の予告なしの訪問形式で行われます。(製品によって訪問回数が変わる場合があります)
-UL検査員は、契約によって全ての製造場所と保管場所に自由に立ち入ることが許可されています(お客様はULとGlobal Service Agreementを締結)
-試験・認証時の評価結果を基に作成されたフォローアップサービス・プロシージャとよばれる書類に基づいて製品及び製造工程を検査します。
-工場検査の結果、製品または製造工程がプロシージャの記載と異なる場合など、UL検査員はVariation Notice(VN)と呼ばれる書類を発行します。
初回ロット検査(IPI)
ULで評価された製品の初回生産時に合わせて、登録された製造工場で行います。(IPIは通常のFUSと異なりUL監査員から工場宛に事前アポイント連絡が入ります)初回ロット検査が要求された製品は、IPIに合格して初めてULマークをつけて出荷できるようになります。
-IPIの主旨は、初回生産品がプロシージャーの記載通りに製造され、UL認証品として出荷可能かどうか検査する事です。主に新規UL登録の製造者などULにて必要と判断された場合に実施されます。
-IPIでは、量産における初ロットが検査対象になります。量産試作のように通常の量産と全く同じ手順で製造された製品も含み、ロットの大きさ制限はありませんが、検査だけのために特別に準備されたサンプルは不適当です。
-プロシージャは通常、IPI前に工場へ送付されます。
FUS監査及びサンプル抜取
ULのFUS検査員は予告なしに工場を訪問し、監査を実施します。必要に応じてサンプルの抜取を行い、試験要求もなされます(その場合はその場でサンプルを持ち帰る のではなく、サンプル送付用のTAGを置いて帰りますので、試験片作成後ULへ送付します)
監査時に何か不備があればVariation Noticeが発行され是正措置要求となります。
FUS試験
送付された試験片をULにて試験し、登録時のデータと整合性があるか(樹脂の場合は組成が同じかIR/DSC/TGAを確認)を確認します。数か月後に合格/不合格いずれかの結果通知が届きます。
不合格通知を受領後再試験も可能ですが2回不合格になると認定取消されます。

③UL認定FUS対策サポート・コンサルティング

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Variation Notice (VN)対応
DJKではUL申請に関して各種スクリーニング試験を実施しております。
・UL94燃焼試験
・UL746A各種物性試験
・UL746B長期耐熱性試験
・UL746C耐候性・水浸漬試験
①の問い合わせ時点で認定取得を検討している材料の検討(開発段階での複数材料によるスクリーニング試験)や⑥のULで試験実施前に最終能力確認としてのスクリーニング試験などが想定される内容です。
結果に応じて材料の合否可能性判定を含むコンサルティングを行います。

サンプル準備
FUS監査員がお客様にお渡しするTAGには5営業日以内に試験片を提出するよう記載されています。5営業日以内の試験片準備は現実的なスケジュールではなく、お客様の製造ラインを止めてまで成形機を使用するわけにはいかないという場合も多くございます。
そこでDJKではお客様に代わってULとの連絡/サンプル成形及び発送を行っています。

FUS試験コンサルティング
FUS試験で不合格になってしまうと、Special Sample(再試験用の試験片)提出が要求されます。2回目の不合格結果を受領してしまった場合、
a)認定取消
b)別名での認定登録
c)同一名称での再申請(復活登録)
のいずれかの対応が必要になります。DJKでは1回目の不合格結果を受領した時点でご相談いただき、適切な対応をできるようコンサルティングを行っております。
不合格通知を受領してあわてることの無いよう、事前データ取得もお勧めします。

④UL認定維持の重要性

材料・部品等のUL認定は、ユーザーである製品メーカーが当該製品においてUL認定を取得する必要プロセス・試験を減免するために取得していることが一般的です。そのため、一度UL認定を取得し、市場に材料・部品が出回っている場合、固有の材料名等で図面に記載されたとある製品がUL認定を取得している事も多く、材料・部品の製造者はUL認定を維持し続けることが必然命題となってきます。仮にFUSで不合格となり、認定取消されてしまうと同じ名称で再認定を受けることはできず、納入先のユーザーに多大な迷惑をかけてしまうことになります。材料・部品の製造者はいかにUL認定を維持するか、つまり、いかにULのFUSを問題なくクリアしていくかを常に考えておかなければなりません。

⑤コンサルティングメニュー

コンサルティングメニュー1;UL94燃焼性スクリーニング試験
DJKでは長年にわたりUL94の申請代行業務を行って参りました。その経験の中で要求値を満たさない事例も数多く見てきております。
申請代行業務の経験及び自社でのスクリーニング試験の経験を活かし、
・開発段階での複数サンプル試験実施による最適配合の検討
・既存グレードの配合変更による影響検証
・UL本試験前の事前確認スクリーニング試験
などを実施し、お客様がUL94申請をする上でスムースに認定完了まで進められるようにサポート・コンサルティングを行っております。
また、FUSにおいてUL94燃焼性試験が不合格になってしまった場合はその原因追及もお客様とともに行っております。

コンサルティングメニュー2;FUS不合格対策コンサルティング
UL94/746においてはFUSにおいてUL94燃焼性試験の他、ID試験(IR/TGA/DSC)が行われます。
IR:ピーク位置の一致
TGA:残渣±8%以内、オンセット/オフセット温度±25℃以内、カーブの形状一致
DSC:ピーク温度±5℃以内
といった基準がございますが、FUS試験においては不一致とされるケースが多々見受けられます。
弊社では数多くの不一致事例を解決した経験を活かし、FUS不一致発生時にお客様からのご相談に応じて解決のためのコンサルティングを行っております。
弊社においてUL申請前にデータ取得を取得しておくことで、FUS不一致発生時に改めて同一試験を行い結果の差異を検証できますので、お客様にはUL申請時に弊社にてID試験(IR/TGA/DSC)を行っておくことをお勧めしております。
また、UL94燃焼性において結果が不安定である場合にMCC(Micro Combustion Calorimerty)をFUSにおける燃焼試験代替試験として適用することも可能です。(http://japan.ul.com/wp-content/uploads/sites/27/2015/09/10g_mcc.pdf参照)
DJKは国内第三者機関で唯一(2016年10月現在)MCC測定装置を保有しており、上述のID試験同様事前のデータ取得をできるのは弊社独自のサービスとなっております。

コンサルティングメニュー3;UL申請事前検討コンサルティング
UL申請においては、UL746Aのポリマーバリエーション申請やUL746BのRTI申請など試験プログラム自体複雑で、お客様ご自身が開発段階で認証取得について事前検討しようとしても何を予備検討すればいいのかわからないなどの問題が発生する事も多くございます。
DJKではUL申請に関して複雑な内容を伴う場合、お客様のご要望をヒアリングの上事前検討のメニュー構築及び実施をさせていただくことで、無駄な時間・費用を発生させないようサポートしております。
ULに相談すると高額な費用を取られてしまうなどのお悩みを抱えていらっしゃる場合は是非気軽にご相談ください。

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