高分子分析

キャピログラフによる溶融粘度測定

特徴

溶融状態の高分子材料がキャピラリー (毛細管)を通過して流出するときの物性、Share rate (せん断速度)-Viscosity (粘度)、Share stress (せん断応力)を測定する試験です。
一般に、高分子は温度一定で測定した場合、せん断速度が大きくなると粘度は減少します。そのため、粘度を比較する時は、せん断速度を特定する必要があります。
また、本試験機はダイスウェル (バラス効果)や、メルトストレングス (溶融張力)も測定できます。

キャピロ写真

仕様

装置名 キャピログラフ1D PMD-C (株)東洋精機製作所
試験規格 JIS K7199、ISO 11443、ASTM D3835
温度範囲 60~400 ℃
仕様 最大荷重:20 kN (但し、500 mm/min以上では10kN)
押出速度:0.5~1000 mm/min 0.1 mm/min単位で設定可能
バレル寸法:内径 9.55 mm、全長 350 mm (有効長さ 250 mm)
キャピラリー φ1×5 mm、φ1×10 mm、φ1×20 mm
測定範囲 Share rate (1/s):1.21~1.21×10E+4
Share stress (MPa):0.025~5.0
Viscosity (Pa・s):51~33000
ダイスウェル測定 検出範囲:φ0.3~30 mm、0.001 mm単位
溶融張力測定 検出範囲:0.001~2 N
引取速度:0.5~200 m/min 可変式

ポリマーXの溶融粘度データ

押出速度 せん断速度 溶融粘度 ηa (Pa・s)
mm/min 1/s 230 ℃ 255 ℃ 280 ℃
5 6.08E+01 6.72E+02 3.08E+02 1.75E+02
10 1.22E+02 5.95E+02 2.66E+02 1.48E+02
50 6.08E+02 3.65E+02 1.71E+02 9.75E+01
100 1.22E+03 2.63E+02 1.38E+02 8.30E+01
500 6.08E+03 1.01E+02 6.42E+01 4.39E+01

 

溶融粘度データ

PAGE TOP