高分子耐久性

クリープ試験

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概要

試験規格例:JIS K7115(引張)、JIS K7116(曲げ)など プラスチックは粘弾性体のため、時間依存性が大きいといった特性があります。
クリープ試験機は、荷重・時間を設定し、これらのクリープ特性を測定する装置です。
試験により時間-ひずみ線図(クリープ線図)や応力-破壊時間線図(クリープ破壊線図)などが得られ、寿命予測を目的とした評価方法のひとつとして利用されています。

クリープ特性
(1) 変形量の増加特性
(2) 除外力による変形の回復特性
(3) 破壊応力の低下特性

 荷重温度(℃)試験可能数試験機所有数
万能クリープ
試験機
(引張、曲げ、圧縮対応)
1~250kgf23~150℃n=6まで4槽
1~1000kgf23~150℃n=4まで2槽
n=6まで5槽
0.5~5kgf23~150℃n=6まで2槽
0.5~200kgf23~200℃n=6まで1槽
曲げクリープ
専用試験機
0.5~10kgf23~200℃n=3まで2槽

※ 特殊な形状の試料につきましてはご相談ください。

クリープ

 

クリープ2

 

クリープ線図は次の4つの部分から成り立ちます。
(1) OA間のひずみは負荷直後、瞬間的に生じたひずみ。
(2) AB間のひずみは単位時間の伸び(クリープ速度)が比較的大きい段階。(第一次クリープ)
(3) BC間はクリープ速度が一定になる段階。(定常クリープ、第二次クリープ)
(4) CD間では再びクリープ伸びが大きくなり、D点でついに破壊に至る。この段階を第三次クリープといい、D点をクリープ破壊という。

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