DJKは化学品の用途探索、処方検討、既存商品との競合性比較、他社特許や文献などの追試評価、反応押出、アロイ化検討など材料開発の支援業務を受託しています。ポリマー試作、分析・試験、加工試作、安全性・耐久性試験など、連動させたワンストップサービスがセールスポイントです。
高分子合成/各種重合実験
重縮合/重付加 | ポリアミド・ポリエステル・ポリカーボネートといった縮合系汎用エンプラを実験室レベルで合成します。改質成分を組み込んだ共重合ポリマーの合成検討、新規モノマーの重合性評価、得られたポリマーの物性評価を行います。 |
ラジカル重合 | ラボスケールで懸濁・溶液・エマルションなど既存重合法に基づいた各種ポリマーの重合条件検討ならびに少量試作(数十グラム~数百グラム)を行います。リビング重合にも対応します。 |
アニオン重合 | ラボスケールでアニオン重合法によるポリマー合成検討を行います。スチレン誘導体、1,3-ジエン類、(メタ)アクリル酸エステルなどを対象としたアニオン重合実験、フラスコレベルでの少量合成試作のほかリビングアニオン重合にも対応します。 |
カチオン重合 | ラボスケールでカチオン重合によるポリマー合成実験を行います。イソブテンなどの脂肪族炭化水素、スチレン誘導体、ビニルエーテル類などが対象モノマーとなります。 |
開環重合 | ラクタム、ラクチド、ラクトン、環状エーテル、環状カーボネートなど環状モノマーの開環重合実験を行います。ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネートなど重縮合法が適用されるポリマーが迅速に合成できます。 |
ポリマー改質/アロイ/熱可塑性エラストマー/反応押出
ポリマー改質 | 各種改質成分の添加によるポリマーの改質検討を行います。 |
熱可塑性エラストマー(TPE) | ゴム弾性を示すソフトセグメント、架橋点の役割を果たすハードセグメントから成るTPEは、架橋ゴムと異なり塑性変形が可能となります(疑似架橋)。DJKではラボでの少量合成から他のポリマーやフィラーとの溶融混練によるアロイ化、コンパウンド化試験を実施しています。 |
ポリマーアロイ | ポリマーアロイに関連した評価試験・試作・処方検討を受託します。 |
反応押出 | グラフト化, 末端封止, 鎖延長化, 官能基導入といった化学反応を伴った溶融混練プロセスによりポリマー改質やモルフォロジー制御を行います。 |
ネットワークポリマー/複合材料/機能性材料
熱硬化性樹脂 | エポキシ、ウレタン、フェノール、シアネート、フェノールなど反応性オリゴマー、熱硬化性樹脂に関連した試験・研究を受託します。未硬化樹脂分析、硬化性評価、硬化物(試験片作製)作製・用途探索のための評価試験、処方検討など。 |
UV硬化樹脂 | UV硬化樹脂に関連した試験・研究を受託します。UV硬化オリゴマーの少量合成、未硬化樹脂組成物の分析、樹脂硬化物の基本物性、用途探索のための評価試験、処方検討、評価用サンプルの少量作製など。 |
架橋(加硫)ゴム | 各種の原料ゴムに加硫剤・助剤・促進剤・軟化剤・滑剤・フィラー・補強剤等の配合混練、熱プレスで架橋(加硫)、各種配合成分の性能評価やフォーミュレーション検討を行います。 |
ポリマーコンポジット | 導電性材料、高熱伝導性材料などの機能性コンパウンド、ナノフィラー分散化、耐衝撃改良剤、難燃剤や可塑剤の配合など各種コンパウンドにおける材料選択、作製条件の最適化を行います。 |
複合材料 | CFRP、GFRPなど各種繊維強化複合材料を対象とした処方検討、マトリックス樹脂の評価、物性測定、少量試作などを行います。CFRTS(熱硬化性)、CFRTP(熱可塑性)に対応。 |
塗料・コーティング | 塗料用樹脂、顔料、体質顔料、添加剤などの塗料配合成分の評価検討、機能性コーティング・ハードコート剤の評価検討、表面改質(親水化・撥水化)、自動車補修用、プレコートメタル用、プラスチック用などの評価検討を行います。 |
粘・接着剤 | 構造用、耐熱性、1液型、ホットメルト型、UV硬化型、感圧型など各種の粘・接着剤について、ベース樹脂や各種添加成分の選定、処方検討ならびに各種性能試験を行います。原材料や添加剤の用途探索、接着剤処方の検討にも対応します。 |
封止材 | トランスファー成形用封止材、液状ポッティング材等を中心に、半導体封止樹脂の配合検討、硬化性・成形性評価、硬化物性評価及び少量試作(100g~200g)を行います。 |
プリント配線板材料・積層板 | リジッド基板(ガラエポ積層板)、フレキシブル基板、ビルドアップ材料などに用いられる樹脂成分の評価、配合検討、積層板サンプルの試作(100mm□程度)と基本物性の評価を行います。 |