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事業案内

熱特性

示差走査熱量分析(DSC)

融点・結晶化温度・ガラス転移温度の測定、 融解熱量・結晶化に伴う転移熱量の測定、結晶化度・比熱の測定など熱分解温度等の熱分解挙動を測定します。

熱機械分析(TMA法) -通常測定(圧縮・引張・針入モード)

ガラス転移温度, 熱膨張率,線膨張係数を測定します(引張モード・圧縮モード・ぺネトレーション)。

熱機械分析(TMA法) -湿度制御測定

通常のTMAは温度依存性で単位は(1/℃)ですが、湿度制御TMAは吸湿性のある材料(フィルム等)を対象として、膨張率(収縮率)の湿度依存性を測定します(単位は1/%RH)。

熱重量・示差熱量同時分析(TG/DTA)

融点・結晶化温度・ガラス転移温度の測定、 熱分解温度(開始・終了)の測定や残渣分の定量・回収を行います。

熱伝導率

熱伝導率は、フーリエの法則に従った熱移動現象を評価する指標です。温度差のある二つの熱源に接した物体は、しばらくすると温度勾配が定常状態になります。このときに流れる熱量(熱流)は温度勾配に比例しています。測定法としては、温度傾斜法、円板熱流計法、熱線法、交流定常法があります。

軟化・ぜい化

JIS/ISO/ASTMに準拠した各種熱物性試験。荷重たわみ温度(DTUL、HDT)、ビカット軟化温度(VST)、ボールプレッシャー温度(電気用品B法、BPT)、ゴム・プラスチック材料のぜい化温度。

溶液・融液特性

キャピラリーレオメータによる溶融粘度測定

・JIS K 7199, ISO 11443
せん断速度を変えて、溶融粘度を測定します。管長補正による真の粘度、伸張粘度、ダイスウェルの測定もできます。

キャピラリーレオメータによる溶融張力(メルトテンション)測定

キャピラリー(ダイス、オリフィス)から突出されたストランドをプーリー状のロードセルを介し、溶融樹脂の張力を測定します。
加速引取りによる判断時の引取り速度および張力を求める測定や定速引取りによる張力変動(最大、最小、平均値)を求める測定が対応可能です。

回転粘度 -レオメータ(せん断速度掃引)

回転粘度計より、広いせん断速度範囲、温度範囲で、液状、乳濁状又は分散状の樹脂、塗料、接着剤、モノマーなどの粘度を測定します。

PVT特性

冷却時の挙動変化[P(圧力)-V(体積)-T(温度)]を測定し、流動解析、金型設計のシュミレーションデータとして利用します。

MFR・MVR

静的荷重による流れ性を測定します。メルトフローレートMFRはg/10min、メルトボリュームレートMVRはcm³/10minになります(JIS K 7210、ASTM D1238)。

形態観察

SEM観察

試料の表面や断面の観察、X線分析による元素分析やマッピングが行えます。

SPM-走査型プローブ顕微鏡

微小な針を持つカンチレバーからの動作応答を検出し、表面形状や物理特性を観察します。
ナノ分散への応用も期待できます。

表面特性

接触角・表面張力

CCDカメラで撮影した液滴画像をデジタル化し、接触角測定、液体の表面張力測定および個体の表面エネルギー解析を行います。

一般分析

水分含有率

JIS K 7251-B法(プラスチック-水分含有率の求め方、水分気化法、カールフィッシャー水分計使用)による試料中の水分含有率の測定を行います。

密度・比重

JIS K 7112-1に準拠した、水中置換法またはピクノメータ法による密度・比重測定。対象材料は固体の成形品やシート、液体の樹脂原料等。
JIS Z 8837に準拠した、ガス置換法による真密度測定。

安全性

RoHS規制物質

RoHS、ELV規制物質(元素)の分析です。

分析前処理