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事業案内
■ポリマーアロイ
高分子材料は、その用途の広がりに伴い要求性能が多様化、高度化し、単一のポリマーで様々な要求を満たすことが難しくなっています。この解決手段として、特長が異なる複数のポリマーを混ぜ合わせて、長所を活かしながら短所の改善を図る技術がポリマーブレンド/ポリマーアロイです。
●ポリマーアロイに関するDJKの受託研究・試験業務
項目 | 内容 |
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ポリマーアロイ調製 | ‣非相溶系ポリマーの相容化検討(コンパティビライザー、作製条件等) ‣反応押出(リアクティブプロセッシング)によるアロイ化の検討 ‣二軸押出機を用いた部分相溶系・非相溶系ポリマーアロイの試作 |
物性評価・組成分析 | ‣力学特性(引張弾性率・強さ・伸び、曲げ強さ・弾性率、耐衝撃性、硬さ) ‣熱的特性(ガラス転移温度、結晶化温度、融点、溶融粘度・流動性) ‣成形加工性(スパイラルフロー、成形収縮率、寸法安定性、成形品外観) ‣二次加工性(塗装性、接着性) ‣耐久性(耐薬品性、耐候性、耐摩耗性、耐ストレスクラック性) ‣ポリマーアロイの組成分析(樹脂組成、フィラー成分、ゲル分率) |
既存アロイの改良・ コンパウンディング |
‣ご要望に応じて、現在ご使用の既存ポリマーアロイの改良検討を行います。 ‣ポリマーアロイにフィラーを練り込み、機能性コンパウンドとします。 |
技術資料PDF ・ポリマーアロイについて
・PPE系ポリマーアロイ
【参考文献】弘中克彦;日本ゴム協会関東支部アドバンテックセミナー2014講演要旨,p.2 (2014)