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概要

中性塩水噴霧試験は、塩害による耐腐食性を調べる代表的な方法です。 腐食とは金属材料が環境中の物質と化学反応(主として酸化還元反応)を起こして、 環境中に金属イオンを溶出し、表面にその金属の酸化物、水酸化物などを生成、析出させ、 変質する現象です。 大気腐食における水分の供給源は、降雨、霧、結露および大気中の水分です。 材料表面に形成する水膜の厚みとその水幕に溶け込む大気中のガス成分および表面に付着した 海塩粒子・エアロゾル粒子が腐食速度に影響します。

 

仕様

   
塩水噴霧試験機

型式 STP-90(スガ試験機(株)製)
対応規格 JIS Z 2371 など
試験片形状 推奨 150mm×70mm×t1mm
※製品形状などは別途ご相談ください
温度 35 ± 2℃ 一定 ※MAX50℃まで可能(応相談)
噴霧液 5%中性塩水(pH6.5~7.2・比重 1.029~1.036)25℃中
(50g/L ± 5g/L)※濃度変更は別途ご相談ください
噴霧量 1.5mL/h ± 0.5mL/h(約80㎤の採取面積)
噴霧圧力 98kPa ± 10kPa
噴霧方式 噴霧塔
試験片取付け角度 垂直に対して15° 又は20°
最大処理数量 150mm×70mm 最大64枚
槽内寸法 900mm×600mm(中央部に噴霧塔あり)
評価方法 Xカット法による外部観察や、レイティングナンバ法
その他 複合サイクル試験、CAS試験等は外部委託にて承ります。

 

鋼板(照合試験片)

JIS Z 2371では、装置の再現性の検証方法があります。 鋼板の照合試験片での試験を行い、腐食減量が70 ± 20g/㎡であれば、装置は正常であるものとみなすとされています。 試験条件は冷間圧延鋼板 150mm×70mm×t1mm(JIS G 3141規定のSPCE、ISO 3574規定のCR4相当)を 35℃×48h試験を行い、試験終了後サビを取り除き、腐食減量を測定します。

    
照合試験の様子

  
       試験前               試験後              サビ除去後